・イラストを描きたいと思っているけど、どういう道具・ツールを使えば良いか分からない
・他のイラストレーターがどのような仕事道具・ツールを使っているか知りたい
本記事では、このような疑問に対してデジタルイラストとアナログイラスト、それぞれでどのような道具・ツールを使えば良いかについて実際にイラスト制作に携わる筆者が具体的な商品名紹介も含めて徹底解説するので、ぜひ最後まで記事を読んでみてください!
執筆者プロフィール:Angel
米国シアトルの大学で美術を学んだ後に、日本のイラスト専門学校でイラストやデザインのスキルを学び、インスタグラムにて制作したイラストを公開。その傍ら、自身の知見を活かしデザイナー向け情報サイトDesignXにて記事執筆・編集に携わる。インスタ:itsanchi
イラストレーターの転職活動は、転職エージェントで応募書類の添削や面接対策を行ってもらうと選考に通過しやすくなりますよ!
以下の記事で、イラストレーターの転職に強いおすすめの転職エージェント5選と、転職エージェントを利用するメリットを詳しく解説しているので、就職を成功させたい方は読んでみてください。
イラストレーター必要な道具
イラストレーターの必要な道具では、大きく以下の2分類、デジタルとアナログがあります。
デジタルイラスト向け道具・ツール
1.ペンタブ
2.PC
3.イラストソフト
アナログイラスト向け道具・ツール
1.鉛筆、シャープペン
2.消しゴム
3.用紙
4.トレス台
5.ペン(ペン入れ用)
6.水彩絵具
7.カラーインク
8.アクリルガッシュ
9.色鉛筆
10.コピック
デジタルイラストで利用する道具・ツール
デジタルイラスト用ツール1:ペンタブ
デジタルイラスト制作をするときにペンタブは超必須アイテムになります。
ペンタブの種類はとても多いので、まずは自分に合うものを選ぶことから始めるのが良いです。
ペンタブを使い慣れてくると高機能なペンタブを使いますが、はじめは慣れるという意味でも安価なもので十分だと思います。
安いものであれば数千円から購入できるので、まずは使ってみましょう。
私はXP-PENのDeco01 V2を使っています !初心者にもおすすめです!
参考リンク:XP-PENのDeco01 V2公式ページ
デジタルイラスト用ツール2:PC
PCはデジタルイラストを描く様に絶対必要な道具ですが、PCにもノート型とデスクトップ型があります。
どちらを買うかは持ち運ぶ機会の多いかどうかを考えましょう!
そして、今のデザイナー職はWindowsとMacを使っている人が多いです。
Macはデフォルトで映像やグラフィック向きのスペックで構成されています。また、今の印刷の色基準がAppleを基準として採用していることが多いです。
逆に、3DやアニメはWindowsの方が良いです。
私はMac proを使っています!proはairより色の細かいところまで表現ができるのでおすすめですよ!
デジタルイラスト用ツール3:イラストソフト
ソフトは有料のものと無料のものがありますが、ペンタブが付属してるイラストソフトはあまりおすすめしないです。
低機能なものが多いため使いにくいことが多いのが理由です。
今は無料ソフトでも使いやすいものが沢山あります。
ですので、はじめのうちは無料のもので問題ないかと思います。
例えば:medibang、Kritaなど。まず色んなソフト試して見て、一番使いやすいの方を使いましょう。
私が最もよく使うのがAdobeです。Adobeは有料ですが機能が一番充実しているので、どんな人でも満足するのではないかと思います!
合わせて読む:イラストレーターにおすすめの転職エージェント5選
アナログイラストで利用する道具・ツール
アナログイラスト用ツール1:鉛筆、シャープペン
ラフ画や下描きを描く場合等には、鉛筆もしくはシャープペンを使います。
鉛筆やシャープペンは木炭の硬めによって、HB、2B、3B、4Bなどの色違いを分けてます。
数字が大きくなると黒くなって木炭も柔がくなります。
その中にも色んなブランドがあるので、自分が一番気に入ったものを選べれば良いと思います。
私はこの三菱鉛筆の鉛筆を使ってます。
https://item.rakuten.co.jp/bunkidou-shop/us/
アナログイラスト用ツール2:消しゴム
基本的には細かい部分を小さい消しゴムで消しだ方が一番便利ですが、消しゴムは固いと柔らかい二種類あります。一番使ってるのは固い方です普通のて描きやラフはこちらの方がおすすめです。柔らかい、粘土見たいな消しゴムはデッサンを描くときよく使って、もっと詳しい表現ができます。
細かいところを描くときこの消しゴムがおすすめです。
アナログイラスト用ツール3:用紙
アナログイラストに使う用紙は、イラストの目的に応じて選ぶのが理想的です。絵の具に合わせて、種類が多くあります。代表的なものとしては、表面の凹凸が少ないコピー用紙、紙の質感のあるスケッチブックや画用紙、表面が滑らかなケント紙などがあります。
初心者は総合用のスケッチブックから始めるのが一番おすすめです。
これはみんな一番使っているスケッチブックです。
アナログイラスト用ツール4:出トレス台
下書きや漫画を描くとき必要なものです。紙を2枚重ねた下からライトを当てることによって紙を透けさせ、正確に書き写すことができます。
外出先でイラストを描く機会が多いなら、持ち運び可能なこちらの軽い出トレス台がおすすめです、USBでパソコンを繋がれます。
アナログイラスト用ツール5:ペン(ペン入れ用)
ペン入れする際のペンには、いくつかペン先の種類があります。 最も使われるのがGペンです、トレスするときの線が一番安定です。筆圧が濃いと線が太くなってしまうので、そういった時にはかぶらペンや丸ペンを使います。ペンを綺麗に表現したい方は何回も練習する必要があります。
一番使っているのがこちらのGペンです、10本入っていて便利です!
アナログイラスト用ツール6:水彩絵具
水彩絵具には透明水彩絵具と不透明水彩絵具があります。透明水彩は水を混ぜって透明感を出せるです、逆に言うと、下層を覆い隠す不透明画技法に用いられ、一般的に「ガッシュ=不透明水彩」と考えられています。好きな画力表現を合わせて水彩絵具を選べればいいと思います。
最初の時は12色を使って十分です、色んな色を混ぜて試して見ましょう。
アナログイラスト用ツール7:カラーインク
水彩より鮮やかな色彩が魅力のがカラーインクです。
カラーインクは絵具と同様に、インク同士を混ぜ合わせて別の色を作ることができます、しかし、混色不可の商品や、決まったインクとしか混色できないものもあるので、事前に確認しておくようにしましょう。
こちらは人気ランキングの1位”ドローイングインク”です。
アナログイラスト用ツール8:アクリルガッシュ
紙だけでなく、木や石にも描ける絵の具。
カラーイラストで使う場合には色を盛りながらの厚塗り手法の絵に使う。
乾燥速度を変えたり、透明度を高めたり、混ぜるだけでそのような変化を作ることができるんです。そして、アクリルガッシュの一つ大きな特徴は速乾性です。
私が一番使ってるアクリルガッシュは”ターナー”です、単色だけにも買えますよ。
アナログイラスト用ツール9:色鉛筆
色鉛筆は色付きの鉛筆で、水彩タイプと油性タイプがあります。水彩色鉛筆は水を加えることで水彩画のようなタッチができます、油性タイプは何回にも塗り込みできます、厚塗りの表現が多いです。
自分を表現したい感んじを沿って選びましょう。
”ファーバーカステル”の色鉛筆が一番おすすめです。
アナログイラスト用ツール10:コピック
コピックとは、株式会社Tooで販売しているアルコールマーカーの総称です。アルコールマーカーは乾きが早いことが特徴。混色がしやすく、塗り心地も水彩のように軽いのでイラストレーターさんが良く使います。
コピックは全色を買うの値段が高いので、最初の時は24色で十分使います。
まとめ
この記事では、イラストレーターの仕事道具・ツール13選をご紹介しました。
はじめのうちは無料のものや安価な商品を使うことで、自分にはどのような道具が合うのかが分かりますよ!
まずはこの記事でご紹介した道具・ツールを使ってみることからスタートしてみても良いかもしれません!
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